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ファンタスティック・カップルのあらすじ 夫婦ってなんだろうと考えさせられる

韓国ドラマにはよく記憶喪失を題材にしたものがあります。その中でも、この作品はあらゆる要素が詰まった作品だと思います。
「ファンタスティック・カップル」は、生意気なお金持ちの奥様であるアンナと貧しい青年チョルスが最悪の出会いをする所から始まります。韓国にいる夫の元に向かうアンナの車がぬかるみにはまり、立ち往生するアンナの手助けをするチョルス。しかし、ひょんな事からチョルスを殺人犯と勘違いするのでした。
そして、夫のビリーと喧嘩したアンナは酒を飲み過ぎ、うっかり海に落ちてしまいます。
たまたま病院で居合わせたチョルスは、自分はアンナの恋人だと嘘をつき、アンナの名前はナ・サンシルだと言います。サンシルとしてチョルスと彼の甥っ子達と暮らし始めたアンナは、次第に明るい笑顔を取り戻します。

夫婦ってなんだろうと改めて思ってしまう展開でした。あんなにアンナの事を疎ましく思っていたビリーは、サンシルとなったアンナが楽しそうに笑っている姿に複雑な気持ちになります。
そして、最初は腹いせのような気持ちでアンナに嘘をついたチョルスですが、本当の彼女は素直で可愛らしいんだと知ってからは、どんどん心が惹かれていきます。ずっとこのまま記憶が戻らなければ良いのに。と、思ってしまいました。
でも、やっぱり記憶は戻ってしまうんですよね。そして、アンナに戻った途端、彼女はチョルスを愛した自分の事を責めます。責める事ないのに。もう一度新しい人生を始めれば良いのにと、つい思ってしまいます。
そして、それまでのアンナとは明らかに変わっていました。マッコリを飲みながら、従業員との花札に夢中になったり。その変わりようはすごいです。そして、ビリーがアンナの本当の姿に気が付き、愛し始めた事も切なかったです。そして、愛する彼女の為に出来る事が自ら去る事だというのも辛いですよね。
そして、アンナをチョルスの元へ向かわせようとするかのように雪が降るシーンが特に素敵です。
やっぱり2人は、運命で結ばれているのだと思わせてくれる演出ですよね。
どんなに離れようとしても離れられない。そんな運命的な恋がしたいと思わせてくれる作品です。そして、最初はあんなに嫌な印象だったアンナが、どんどん素敵な女性に見せる演出も、とても素敵です。
子供達の為に、わざと冷たい女性になりきろうとしているアンナが、とてもいじらしくて、素敵でした。
アンナがチョルスと顔を見合わせて笑う姿が、とても可愛らしく見えました。
キャリアを引く女も近いものがありますね。