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奇皇后のあらすじ ワン・ユの優しさには胸がときめく!

幼い頃、主人公のヤンは母親と共に、貢女として元に献上されることになります。元への道中、ヤンは高麗の世子(後の高麗王)ワン・ユに助けられ、生き延びますが、ヤンの母親は、元の将軍であるタンギセに殺されてしまいます。ヤンは生き延びるために、スンニャンと名乗って男装し、弓の名手になりますが、その後、タンギセに男装がバレてしまい、再び貢女になったヤン。ワン・ユに想いを寄せながらも、殺された母親の復讐をするために、また、高麗人が住みやすい環境をつくるために、ヤンは自らを犠牲にしながら懸命に闘っていきます。
14世紀に、高麗から貢女(コンニョ)として元に移り、貢女という下位の身分から、当時の元の皇帝である順帝の皇后まで上りつめた奇皇后の実話に基づくストーリーです。

まず、注目したいのがハ・ジウォンの演技力と美貌です。10代のヤン、男装しているスンニャンを当時36歳のハ・ジウォンが演じています。実年齢と20歳も離れているのに、違和感が全然ありません。これは、程良く筋肉がついた身体、綺麗な肌の持ち主であるハ・ジウォンにしかできない役柄です。女性の役柄ではなかなか見られないアクションシーンも見どころです。
また、元の皇帝タファンの正室タナシルリを演じるペク・ジニの可愛さにも目を惹かれます。幼さの残る可愛い顔をして、側室となるヤンを徹底的にいじめたり、「ワン・ユは私のことが好きだ」と勘違いをしてオシャレに着飾るタナシルリは憎めません。
ヤンのワン・ユに対する忠誠心と恋心、タナシルリのタファンに対する恋心と高い地位や高価な宝石への執着心など、女性には共感するポイントがたくさんあります。また、ワン・ユのヤンに対する優しさには胸がときめきます。歴史ドラマというジャンルでありながら、切なくなるシーンがいっぱいです。
一方で、タファンの駄目男っぷりには苛立ちます。ヤンに、「こんな男を命を懸けて守る必要はない!」、「復讐のためとはいえ、こんな男の妻にならなくてもいい!」と言いたくなるぐらいです。政略結婚とはいえ、正室のタナシルリに対しては冷たい態度をとります。タファンの母親がタナシルリを嫌って、懐妊できないように企み、タナシルリは一度も懐妊することができません。韓国のドラマでは、日本のドラマではタブーであろうシーンがよく出てきますよね。日本のドラマでは見られないこういったシーンも一つの楽しみではありますが、タナシルリが不憫でした。
最終的に、ヤンの心はワン・ユからタファンに傾きます。それでも、ヤンの役に立とうと行動してきたワン・ユは、タファンによって殺されてしまいます。既に亡くなったワン・ユを胸に抱き寄せて泣くヤンは一体どういう気持ちだったのか…いまだにわかりません。
奇皇后のあらすじはこちらにくわしく書かれていました!奇皇后